モン族 モン族の起源は中国(モンゴル近く)、顔立ちも中国人そのものです。かしこく、その鋭い洞察力はいくつかの少数民族の中でも飛び抜けた才能を発揮し、現在の生活にとけ込んでいます。初めて会うときには距離を置いたり、ちょっと冷ややかに見えますが、一度踏み込んでしまえばとても明るく人なつこいことに気づかれるでしょう。
タイではメオ族とも呼ばれており、タイ北部ではどの地区でも見ることが出来ます。モン族には2つの種族があります。ホワイトとブルーモンです。チェンマイ近郊ではそのほとんどがブルーモン、タイ東部ではホワイトモンが多くなります。タイでは約70,000人が住んでいます。 ブルーモンの女性は赤、青、白の横縞の入ったプリーツすぁーとをはき、上着は黒のサテンに広い幅のオレンジや黄色の刺繍をつけています。男性は黒のバギーパンツに女性と同じような上着を着ています。 モン族の村落は通常は高地にあります。家の床は土そのもの、家族単位で住んでおり、家には家族構成によりいくつかの寝室が設けられています。 モン族の信仰は仏教とキリスト教に分けられます。彼らはアニミストであり、まじない師が聖霊とコンタクトを取ります。 |